オートミールって?
オートミールとは、オーツ麦を脱穀し、調理しやすく加工したもののことです。
オーツ麦は、小麦や大麦などと同様に麦の種類のひとつです。
ザクザクした食感は、シリアルのグラノーラに似ていますが、グラノーラは砂糖やはちみつを加えて加工されているため、ダイエットには不向きです。
オートミールの方がカロリーは低く、ヘルシーです。
且つ栄養豊富で低糖質なオートミールは、お米の代わりとなる主食としてダイエットをしている方を中心に注目されています。
オートミールは一食(約30g)あたりだと白米に比べカロリーが低く低糖質です。
白米がお茶碗軽く1杯150gで234kcalぐらいなのに対して、オートミールは一食分でおよそ117kcalです。
さらに、食物繊維・カルシウム・鉄分のほか、ビタミンやマグネシウムも含まれているので、ダイエット中の人だけでなく健康目的で食べる人も多くなっています。
オートミールの種類
- スティールカットオーツ
- ロールドオーツ
- クイックオーツ
- インスタントオーツ
- オーツブラン
オートミールは大きく分けて5種類あります。
スティールカットオーツは、脱穀したオーツ麦を1粒あたり2~3分割したもの。生の状態なので、食べるには30分ほど煮込む必要があります。
ロールドオーツは、脱穀したオーツ麦を蒸してからローラーで平たく伸ばし、乾燥させたもの。一度加熱処理がされてはいますが、そのまま食べるには硬く食べにくいため、加熱して食べるのがおすすめです。5分程度で柔らかくなります。
クイックオーツは、ロールドオーツを細かくカットしたもの。水分が早く浸透するため、調理時間が更に短くなります。そのままでも食べられて調理用途が幅広いため、初心者でも扱いやすいタイプです。
インスタントオーツは、ロールドオーツを調理し、すぐに食べられるように加工したもの。なかには味付けされているタイプもあります。クイックオーツと並んで、初心者に扱いやすいオートミールです。そのままヨーグルトと混ぜて食べるほか、さっと加熱してもおいしく食べられます。ただ、煮すぎるとドロドロになってしまいやすいので注意が必要です。
オーツブランは、オーツ麦を製粉する過程で出る、オーツ麦の外皮の粉のことです。粉状なので、食物繊維の摂取量を増やしたいときに、さまざまな料理にちょい足しして使うことができます。
しかし、食感や粒の形を生かした料理には向きません。
とろみが出てしっとりといただけます。小麦粉の代用品として使うのもいいですね。
私は、ヨーグルトにそのまま入れて食べるクイックオーツと、米化させて食べるロールドオーツの2種類を常備しています。
毎朝のレモン白湯と、ヨーグルトにオートミールや果物を入れたものを食べてお通じがよくなりました。
果物については次回また書きます。